システムエンジニアの将来

システムエンジニアの将来は常に不安定である。
というのも、技術革新の速度が早すぎて、いつ自身が身につけたスキルが形骸化するか分からないからだ。
その影響は年収に明らかになる。ちなみに参考サイト<<システムエンジニア年収チェック>>で、年収事情がチェックできます。

システムエンジニアの年収を支えるものは、優れた提案力ではないか?

それを示す言葉として、レガシーシステムというものがある。
この言葉は、狭義としては時代遅れとなった古いシステムのことを示しているが、広義になると、古いシステムが制限事項となって、新しいシステムの導入や移行作業の足を引っ張っているシステムを示す。このレガシーシステムが、一体どれくらい前のものを指すかと言うと、システムにもよるが三~五年前であっても珍しいことではない。それだけの速さで、IT業界の技術は進んでいく。

このため、将来を考えた際にシステムエンジニアを続けていくのであれば、ある分野の専門家として突き進んでいくか、ある程度の経験者として、プロジェクトが完遂できるように管理する側にまわるか、のおおよそ二択になる。
どちらにおいても、新しい技術を学ぶ必要はあるが、スペシャリストである前者の方が、より貪欲かつ深い知識を有している必要がある。
後者はマネジメントなので、一から十までを知る必要はなく、一から二までのさわりだけを理解し、後は誰に聞けば十まで答えてくれるかさえ押さえておけばよい。

自分がそのどちらに向いているのか分からない人には、システムエンジニアはあまり向いているとは言えないかもしれない。新しい技術を身につけた若い人と張り合うのは難しい。かといって、これまで得たスキルだけを大事にしていると、いつ不要と切り捨てられるか分からないからだ。しかし、熟成されたスキルは1つの財産でもあるということは忘れないでいただきたい点だ。